24.04.28.

今月も、心身ともに調子が芳しくありませんでしたね... (もう終わっている体の話しぶり)。

そういえば、無事に机を新調できました。これまで以上に作業を捗らせることが出来るんだろうか...!?(次回予告風)

初読だったり、過去に読破はしているものの自分のおつむの都合により肝心の記憶がアヤフヤだったりする短編集の一篇のみを摘み読み(?)していました。あと少しずつドグラ・マグラとか読んでます。読了済みの作品に対しては、どうせなら読み直したい、という気持ちのみを胸に秘めたまま幾星霜といった感じです。せつない。


ところで、自分が子供の頃に、

「望遠鏡を覗くことや星空が好きな小学生の男の子が、自分の誕生日の放課後に、星を見るために自宅へ遊びにきてほしいという旨の招待状をクラスメイト全員に宛てて書いたが、渡された内のひとりが、ほんの軽い気持ちで『事前に口裏を合わせておいて、全員でその招待を無視する』という悪戯を仕掛けたところ、その男の子は悲しみのあまりに自ら命を絶ってしまう。悪戯の発案者の女の子は自分の過ちを猛省するが、大人になってもその後悔は薄らぐことなく消えないまま。似たような出来事があっても同じ悲劇を起こさないように、せめてもの罪滅ぼしとして小学校の先生になる。その先生の前に、当時のままの姿で男の子の霊が現れて...」

というような、かなり重くてやりきれないにも程があるお話を読んだことがあるのですが、肝心の題名が思い出せないままです。確か児童向けのホラー短編集に収録されていたような気がします。

男の子がクラスメイト宛の招待状に星がたくさん散りばめられた柄の便箋を使っていたことはよく覚えているんですが...。

星というものについて、自分が思考を巡らせるうち妙にもの寂しい気持ちになってくるのは、昔に読んだこのお話の影響が大きいからのように思います。